0.動画基礎知識
動画編集するにあたり必要な基礎知識をまとめておく。
どちらかというと用語集的な。
割とざっくりと書いているので厳密性は低いかも。
詳しく知りたい人はこっち
フレームレート
- 単位はfps(frames per second)
- 1秒間に何回画面を更新しているか(≒カクカク/ヌルヌル度合い)
- 大体24,30,60fpsのどれか
- 24fps:昔からのもの 映画など
- 30fps:ネットの動画など
- 60fps:ゲームの据え置き機とか
- 当然、fpsが増えるとファイルのサイズも増える
フレームサイズ
- いわゆるキャンバスの大きさ
- 横×縦であらわされる
- 横縦比は大体16:9(一応4:3がなくはない) スマホの録画などでは縦長も
- 1280*720(HD),1920*1080(Full HD),3840*2160(Ultra HD = 4K)など
- 特に意識しないなら1280*720が無難
- 当然、フレームサイズが増えるとファイルのサイズも増える
方式
- プログレッシブ形式とインターレース形式
- プログレッシブ形式は、主にネットの動画などで用いられている形式で、一枚の画像をそのまま表示するもの 画面のサイズと合わせて、1280*720のプログレッシブ形式は720pと表記
- 対してインターレース形式は、主にテレビなどで用いられている形式で、一枚の画像を二回に分けて表示するもの 一枚の画像を走査線という線で分割して表示している 一枚の画像を二枚に分けて表示しているため、プログレッシブ形式よりも滑らか 720iと表記
- 基本的にはプログレッシブ形式でよいが、筆者は学園祭のCMを作るときにテレビモニターで流れるという理由からインターレース形式での提出を求められたことがある
コンテナ
- ファイルの形式を示す 拡張子で見分けるもの
- MP4(.mp4)、AVI(.avi)、WMV(.wmv)など
- 再生ソフトや編集ソフトによっては取り扱えない形式があるので注意が必要
- 筆者は大体MP4で出力している
ビットレート
- 単位はbps
- 1秒間当たりの情報量
- 総ビットレートは映像ビットレートと音声ビットレートの和
- それぞれのビットレートはサンプリングレートとビット深度の積
- サンプリングレートは元のデータを1秒間に何回取ってくるか
- ビット深度は元のデータを1回あたり何bitで表すか